大晦日なので 2020 年を振り返ってみる。 今年はゴーンの逃亡から、コロナ、オリンピック延期と波乱だったなぁ

仕事周り

1 月に組織を異動して Developer 向けの技術エリアをカバーにすることになったのが大きなチャレンジだった。 自分で決定したことだったので後悔するつもりはなかったけど、異動後にパフォーマンスを発揮できるのかはそれなりに不安はあった。 振り返ってみると技術的なキャッチアップもスムーズだったし、今までの team lead の経験なども踏まえて、技術的、組織的に弱い部分に対してうまくハマって貢献できたのではないかと思う。 異動を決めた段階で考えていた、深いレベルでインフラ(IaaS、ネットワーク)わかってて Developer レイヤーもわかるやつってあんまりいないけどとっても必要で、いたら役立つし自分それ目指しやすいポジションにいるんじゃないかという仮説は、チーム内外への具体的な貢献に対してポジティブなフィードバックも貰えたので程度方向性が間違っていないことが確認できたかと思う。 アジアタイムゾーンのリーダーとも技術的なコミュニケーションすることが度々あったが、 give & take で対等なレベルで話せるし、逆もまた然りだが特定のエリアについては自分の方が詳しかったりという感じだった。認められたのか、たびたびチャットきたり、自分の知らんところで、あいつに相談してみろと言われたりしてたみたいなので、日本以外も含んだ自分の立ち位置が掴めたのがよかった。 もうちょっと深堀りしたいというエリアがあるので、年末に布石も打ったし 2021 年早々に取り組んでいくつもり。

採用活動などにも 2 月くらいから携わって、今年だけでも 30 人以上、そろそろトータルで 100 人以上採用に携わったと思われる。自分の型みたいなのができあがってるけども、2021 年も同じ感じで携わるなら型のリファクタリングを時間とってやろう。

本来最初にあげるべきかと思うが、2月後半ごろから基本的にリモートでの仕事だったので、仕事のために出勤するということが10ヶ月近くない年だった。(健康診断の兼ね合いで会社の近くまでいくことは1度だけあった) リモートでの働き方への適応というのが今年の前半は課題だった。ただワークライフバランスや効率化の観点だと、リモートワークは良いことばかりだった。通勤時間も不要だし、忙しくても夜ご飯も家族と食べれるし、料理(趣味)もしやすくなった。娘が生まれたので平日も子供の顔を見れるのは時世と会社のおかけで本当に幸運だった。組織的な流れもあるんだろうけども、一人当たりの仕事量自体が数年前に比べてかなり改善されて、ワークとプライベートのバランスも改善できたし、ワークの中でも少し先の未来のために時間を使う余裕があったので、それらのバランス的にはここ 5 年くらいでベストな年だったと思う。もう昇給とかプロモーションよりもこのバランスのまましばらく興味のある技術を深堀りする余裕がほしい。

プライベート

今年は 6 月に娘が生まれたのが最大のイベントだった。結婚したときは、共働きなのもあり独身時代とほぼ変わらない日々が続いていたけど、子供ができると生活が子供中心になって、生活リズムが激変した年だった。 特に深夜の授乳がある時期は体力的に辛かったけど、子供がとにかく可愛すぎで、日々の成長をみるのが楽しすぎた。 親の助けがないと生きていけない状態で生まれてきた状態から、世話して少しずついろんなことが出来るようになっていくことを経験すると、自分の人間観が変わった気がする。どんな大人も誰かがミルク飲ませてくれてお風呂入れてくれておむつ変えてくれたから今生きてるんだと思うと微笑ましく思えるし、0 歳児がトライ&エラーで成長しているのをみると大人ももっと頑張らないとなという気持ちになる。
ともかく子育ては思ってた数倍大変だけど、子供は想定の数十倍可愛かった。いつか子供とコード書いたり、アーキテクチャ設計したりしたいというのが今のひそやかな野望。
あとはコロナで物件探しがペンディングされているけども引越しをしたい。

2020年に向けて

仕事に関しては、メッセージング系のエリアはもっと深堀りしたいので、年明け早々に粛々とやっていくつもりではある。 あとはグローバルの仕事にちょっと注力してある程度、時間コストをかけていくつもり。 ワークライフバランスは、今年は理想的だったので翌年以降もこのバランスを維持していこうと思う。

プライベート(?)で CPU、カーネル、コンパイラあたりの低レイヤーの実装に興味がむいてるので、来年もそのエリアを掘り進めていくだろうと思う。 dAppsの実装も趣味のレベルで手を出したい。量子コンピュータは専門性と学習コストが高いけども読みたい文書が既にいくつかあるので時間割いていくだろうなと思う。